今の時代の子どもたち
「考える」ということを知らない子どもたち。
そんな子どもたちが最近多いように思うのは、私だけでしょうか。
スマホ1台あれば、電話がかけられる。ラインができる。
ネット上で世界中の情報を瞬時に手に入れることができる。
不便な時代(?)を過ごしてきた大人にとって、
電話も、手紙も、パソコンもいらない今の時代は
とても便利な時代だと言えます。
しかし、生まれた時から、それらが簡単にできてしまう。
というより、それしか知らない子どもたちにとって
今という時代は、どのように映っているのでしょう。
スマホの操作の仕方は一生懸命覚えるけれど、
スマホの中の構造を考えることなど、まずしないでしょう。
「覚える」という頭は使うけれど、
「考える」という頭を使う機会が
少ないのが、今の時代のように私は思います。
そのため、「考える」ということ自体が
どういうことなのかさえ知らない子どもたちも
少なくないように感じます。
しかし、この時代は、逆に一度「考える」ということを
知った子どもたちにとって、
ネットを用いてどんどん先に進んで考えていくことが
できる時代でもあると思います。
受験勉強をするうえでは、
どんなに一生懸命、公式を覚えたり、解き方を覚えても、
「考える」ということを知らない限り、
子どもたちは、応用問題を解くことはできません。
ですから、今の時代に生まれた子どもたちには、
まず「考える」ということを真っ先に教えることが
何より大切だと私は思います。
一度、「考える」ということを知った子どもたちは、
逆にどんどん伸びていく可能性を秘めている。
今はそんな時代だと思うからです。
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◇ 成績アップ法 第1回 ◇
「勉強すれば、成績が上がる?」
Posted by 進学会アルファ at 22:35
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