この度は第一志望に合格させていただき、本当にありがとうございました。
アルファの門をたたいたのは、五年生の春。それまで大手の塾に通っていました。
大手の塾に通っていた時は、まったく授業の内容を理解せず(出来ずに)に帰ってきて、また家に帰ってから親が一から教えなおし、理解させ、勉強させるという、家庭教師のような付きっきりの状態でした。
親が教えたらある程度のテストの結果は出るものの、自宅で教えなかったらまったく理解できず、もちろんテストの点数も取れない、といった状態でした。
塾に通う時間と同様の勉強時間が自宅でも費やされるので、子どもは常に勉強している状態でパンク寸前。
親もイライラして家庭では険悪なムードとなっていき、受験自体も考え直すようになっていた矢先、アルファの存在を知りました。
初めて塾長先生にお会いしお話を聞いたとき、「この塾ならいけるかも。先生を信じてお願いしてみよう。」と、いわば半分賭けのような気持ちで入塾を決めました。塾長先生、I先生のお人柄に惹かれたのも決断の大きな要因でした。
一番塾に求めたことは、『自分で勉強する力をつけること』でした。
長い人生、目先の合格より、まず自分で勉強するスタイルを確立してほしかったのです。親が手取り足取り教えるには、限界があります。
だから、自分の力で授業を理解し、家に帰ってから自分の力で勉強できるようになってほしかったのです。出来るお子さんからしたら当たり前のことかもしれませんが、それができない子にとっては、とても難しいことなのです。
アルファに通いたての頃は、横から口を出したくもなったのですが、じっと見守りました。時間は過ぎていくので少し焦りましたが、先生を信じてじっと我慢。
半年くらい経った頃でしょうか。全てが少しずつ変わりだしました。
まず書く字が丁寧になりました。それは答えだけではなく、計算式も丁寧に書くようになり、計算ミスが減っていきました。
それから順序だてて問題を解くようになっていきました。そして、最終的には設計図を書いて、途中経過がわかるように問題を解くようになっていきました。特に算数においては飛躍的に伸びました。
アルファに通うようになってからは、それまでが嘘のように親が教えることもなくなり、自分で勉強するようになりました。
望んでいたことができるようになったことはもちろん、親子関係が良好になったことも本当に嬉しかったです。
夫婦の中では、一番の目標が達成されたので十分満足だったのですが、やっぱり子どもにとっては、『合格』という形が最高のご褒美になるだろうと思っていたので、最終的に第一志望合格をいただけたのは、神様からのご褒美だと思っています。
すべては、親子で『先生を信じて…』に尽きたと思います。
書き出すと止まらないほど、いろんな思い出や感謝の気持ちがあふれてきます。
辛かった受験勉強から、楽しい受験勉強へと変えていただきありがとうございました。
勉強の仕方を丁寧に教えていただきありがとうございました。
ギリギリ間際で受験校に迷った時も、寄り添ってアドバイスしていただきありがとうございました。
子どもには、時には厳しく、時には優しく、時にはユーモアを交えて、勉強だけでなく、人間として大切なことも教えてくださりありがとうございました。アルファに通い、人間的にも成長できたと思います。
中学受験は一つの通過点だと思っています。合格だけが成功ではなく、逆に悔しい結果がその後の人生に大きな光をもたらすかもしれません。我が家も今回の合格をその後の人生に生かせるよう、子どもの成長を見守りたいと思っています。
本当にお世話になりました。