「甲陽へ行きたい。」と、4年生の頃から息子が言い出したので、5年生からは本腰を入れて勉強しようと、大手塾へ通い始めました。
テレビでは、「とてもおもしろい授業」とうたっていたのに、ジョークもなく、緊張の連続。宿題は膨大な量でこなせず、テストはクラスで最下位でした。夕食休憩が20分しかないので、持っていったお弁当の半分以上は残して帰ってくる。夜10時まで授業があるので帰宅は11時過ぎ。息子の顔が日に日に暗く沈んでいくのがわかりました。
このままでは、身体を壊すと思った私は、助けを求めるような気持ちでアルファの門を叩きました。授業が始まって、子供の顔が段々明るくなってきました。「授業がおもしろくて楽しい。」と言うのです。
成績も上がってきました。家で夕食を食べることができるようになり、健康面での心配もなくなりました。
入試1日目、息子はとても落ち着いていて、私の方が緊張していました。その夜、アルファから電話があり、息子を励ましてくださいました。入試2日目も息子は落ち着いていました。
発表の日、予定より早く門が開いて。入っていくともう番号が貼り出されていました。そこに、息子の番号を見つけたときには涙が出ました。
アルファに行かなかったら、息子はここまで復活できなかったかもしれません。先生方、最後まで一緒に悩んで励まして下さって、本当にありがとうございました。